宿泊を伴う活動の自粛のため、8月もキャンプができませんでした。
そのなかでもスカウトたちは制限のある中で何ができるか自分たちで考えて、琵琶湖での水泳とサイクリングを企画してくれました。

移動は電車です。距離を保ち、マスク着用・・・仲間と活動するスカウトにとってはとても不自由です。

琵琶湖に到着。スカウトそれぞれ水の感触（水草の感触？）を楽しみました。

昼食は自作のコンロを使います。
小学生は扱いがやさしい自作の固形燃料コンロ、中学生は自作のアルコールバーナーでお湯をわかしてカップ麺の昼食です。これもコロナ対策で個別に食事を作ります。

食事が終わったら次はサイクリング。
今回は2班に分かれて最初にサイクリングをした班から自転車を受け取ります。

琵琶湖畔は暑いけれど、風もありさわやかなサイクリングになりました。

美和遊園に到着後、終わりのセレモニーです。
今回は菊章取得スカウとの栄誉をたたえます。


中学3年生にとっては今回がボーイ隊所属スカウトとして最後の活動でした。
      
3名とも班長として班をよくまとめ、さらにボーイ隊で取得できる最高章である菊章を取得してくれました。
今後は受験準備のため休隊後、ベンチャー隊に上進します。
今後の活躍が期待されます。
まずは自分の夢に向かって受験をがんばれ！

新型コロナウイルス感染の影響で、余儀なく3月から自粛していたBS隊の活動が、6月ようやく一部解除となりました。
遅ればせながら今年度初活動です。6月21日高槻市ポンポン山のハイクを実行しました。
待ちに待った出発です。今年は全員マスクをつけて、


ソーシャルディスタンスを守って行動します。


方角を間違っていないか確認しながらメンバーを導きます。次長さん、方角は大丈夫ですか？


久しぶりの再会に近況を報告しあっている？ちょっと疲れ気味かな？
 

スカウトが何かを見つけました。やはり野外の活動では発見が多い。


2時間登り続けてようやく頂上に到着です。Stay Homeでなまった体には初心者向けのポンポン山もこたえました。しかし頂上は風がさわやかで疲れた体を癒してくれます。


頂上にはケルンがありました。記念に石を加えます。
   

活動の最後は久しぶりのスカウツオウンです。いつもはキャンプでするのですが、キャンプの見通しが立たない状況なので、新入隊スカウトの経験のためにもハイクで実施です。
「スカウトは質素である」でいい話をしてくれました。
    

ようやく活動が再開できて、みんな元気に活動できる喜びをかみしめながらのハイキングでした。
これから今の新型コロナ感染の状況が改善して、BS隊の醍醐味であるキャンプもはやく再開できることを期待しています。

10月の活動はオーバーナイトハイクです。
本当は12-13日の予定だったのですが、台風19号の影響で1日遅らせての実施となりました。
今年は台風にやられっぱなしです。。。。

21時に集合して、ルート確認の後、ラグビーW杯の先輩スカウトを応援したのち出発しました。
日本が決勝ラウンド進出を決めたので、気持ちも軽やかです。
夜の活動なので写真の雰囲気もいつもと違いますが、スカウトたちは非日常の活動にワクワクしていました。


夜の路地を住民の皆さんの迷惑にならないように静かに歩きます。
また、夜間の歩行なので安全には注意して、みんな発光リングを手につけています。


22:30ごろ
みんなまだまだ元気いっぱいです。市街地も明るく歩きやすいです。
夜の街中の昼間とは違う側面を見ながら歩きます。
 

23：00ごろ
途中の公園でトイレ休憩をとりました。当日は満月で視界もほの明るく、絶好のナイトハイク日和になりました。


2:00ごろ
箕面大滝到着。
台風の影響で滝の水量も増えていましたが、それ以外は全く影響なくたどり着くことができました。
さすがにみんなだいぶ疲れています。写真の斑点模様は細かな水しぶきの影響？

滝をライトアップして記念撮影。
幻想的な一枚になりました。


2：30ごろ
持参した夜食を食べてエネルギを充填しました。これから帰途につきます。
写真では余裕そうな笑顔ですが、これ以降みんな眠気と足の辛さとの戦いが始まります。


4:00ごろ
太ももの筋肉が悲鳴をあげ、歩くスピードが遅くなります。
荷物を持ってあげて足の負担を減らすなど、班全員のサポートを受けてゴールを目指します。
  

5：30ごろ
空がうっすら明るくなってきました。
ゴールまでもう少しです。
周りでは市民の方々がラジオ体操をされている中、ぐったり休憩しました。


7:00ごろ
計画から約1時間遅れでゴールに到着しました。
どんなに疲れていても最後はボーイ隊らしくセレモニーで終わります。
   

8時間かけて約32kmを歩きました。
後半みんな疲れと眠気で辛かったと思いますが、各班みんなでメンバーをサポートすることで、脱落するスカウトを出すことなく全員ゴールにた取り付くことができました。
チームワークの大切さが実感できたナイトハイクでした。

5月に植えた苗の収穫時期になったので、有志による稲刈りハイクを開催しました。

稲の刈り方をレクチャーしてもらった後、刈り取っていきます。


稲刈り初体験のスカウトも一生懸命刈り取っていきます。
 


1時間程度でようやく写真の面積がかりとれました。


参加者の皆さん、お疲れ様でした。
米作りの苦労の一端がわかったのではないでしょうか。
田植えから稲刈りまで作業が楽しかったというスカウトがいて、いい経験ができかと思います。
来年は1日だけでなく、キャンプでもっと刈り取る時間がとれるにしましょう。

2019年8月9-12日の3泊4日でBS隊の夏季キャンプを酷暑の中敢行しました。
出発前の様子です。当然ですが余裕たっぷりです。


キャンプ場到着時の様子。最寄駅から約1時間歩きました。
途中でアスファルトの上の気温40度の表示に多くのスカウトの心が折れたようですが、みんな最後まで頑張りました。


今回のキャンプ地は、ボーイスカウト大阪連盟が管理する広大なキャンプ場です。
芝生の広場はありますが、テントサイトは森の中の自然豊かなキャンプ場です。
（写真では広さがわかりにくくてすみません。）
水はあるけどそのまままでは飲めない、買い物は車で15分など、適度の不自由さがスカウトキャンプにはもってこいです。


今回はベンチャー隊、ローバー隊（指導者）の3隊合同キャンプです。
   
テントを設営した後は食事の準備です。
   

どうやらカレーのようですね。BS隊は調理も炊飯も薪の火で行います。


冷やし中華ですね。綺麗に盛り付けていて見るからに美味しそうです。スカウトも満足そう　笑

 
こちらはハンバーグ？見た目はともかく美味しくできていました。
最近はみんな料理が上手になってきました。
食べることはキャンプでの体力維持はもちろん、自分たちのモチベーションにも影響するので、美味しい料理を作ることはかなり大事です。 みんな優秀！優秀！


彼はつい数日前にアメリカで開催された世界ジャンボリーに参加したベンチャースカウトです。
食事もケチャップをたっぷりかけて、ワイルドにアメリカ流？


2日目は磐船神社までハイクです。
地図で場所とルートを確認して出発です。
 

夏真っ盛りです。


いつもなら大したことのない距離が、炎天下では水分と体力が奪われます。こまめに取った休憩中にも水分補給は欠かせません。しかし暑かった！
 

磐船神社に到着です。
目玉は迷路のような岩の中をすり抜けて出口までたどり着く岩くぐりですが、「えっ！こんなところを通るの？」というような狭い岩と岩の間をすり抜けます。
（途中は撮影禁止なので写真がありません。）


テントの中の様子。班ごとに1つのテントで休みます。
彼らの秘密基地です。


スカウト技能の研鑽の時間です。
伝達ゲームで手旗を覚えます。厳しいベンチャースカウトの指導を受けてみんなだいぶ使うことができるようになりました。
日常生活で使う場面はほとんどありませんが、スカウト技能でこれを身につけないと級が上がれません。
   

これはバックベアリングの練習風景。
コンパスと歩測の情報を頼りに、もと来た道順をたどってをスタート地点に戻る技能です。
ゲームの要素を取り入れると楽しく理解できます。
 

初級スカウトは先輩スカウトに薪の割り方、火のつけ方を教えてもらいます。
スカウト技能の多くは先輩から後輩に連綿と受け継がれていきます。


自由時間には水を掛け合うスカウトも。夏のキャンプならではの光景です。
昼は35度ぐらいまで上がりましたが、夕方からはだいぶ涼しくなり、夜は過ごしやすかったです。
  

暑い中でのキャンプになりましたが、スカウトたちは暑さの中での楽しみ方を見つけ、いろんな経験をして精神的にも技術的にも一回り大きくなったと思います。
スカウトが大きく成長できる夏の長期キャンプはやっぱりいいものだなあと感じます。
9月からは班長・次長が新しい体制で活動することになります。
これからも楽しく、有意義な活動をしていきましょう！